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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2004 09/30

ローマの太陽と青い海

thumb_1096499905.jpg                                                    ローマの劇場プログラムで使われた僕のパフォーマンスの写真。 こうやってみるとちょっとSMっぽい。                             この写真をみたら家族連れは絶対来ない!と僕らのメンバーの誰もが言っていた。が、結果は家族連れがほとんどだった。ローマっ子恐るべし…。ちなみに写真のシーンではクスクス笑いがいつもくる。                                                            <ローマ公演>遺跡、遺跡、遺跡、いせき、イセキ!どこへ行っても遺跡だらけ…、ゲップ。しかも色んな時代の。そんな石だらけの町<ローマ>に疲れた僕を癒してくれたのは、シンプルなイタめしだった…。そしてついに本番!                                                <イタリア現代サーカス状況>中心街からはずれた、オリンピックスタジアムの近くにある文化複合施設<オディトリウム>で今回は公演だ。                                                  ここのところ、コンテンポラリーサーカスは調子がいいのかフランスのお隣の国々でもずいぶん盛んになってきた。イタリアもブレシア、ローマでフェスティバルがあり、フィレンツェではサーカス教室があるらしい。僕らの作品は、このコンテンポラリーサーカスの好状況に乗っかっている状態だ。いつまでもこんな状態が続くとは思っていないが、乗れるところまで乗ってみるしかない。                                                   このローマのフェスティバル<メタモルフォッシ>では8カンパニーが公演する。                                      パンフレットをみると結構いつもの顔ぶれだ。バロデヴェル、マチュラン・ボルツ、カミ−ユ・ボワテル、ベルティージュ・ドゥ・パピヨン、そしてぼくらオキハイクダン…。                                   でもこのいつもの顔ぶれも再来年、いや、来年にはまた新しいカンパニー達に様変わりしている事だろう。                                                                  <ペットボトル事件>  本番一時間前。相棒がいらだっている。いつも天井に仕込む小さなぺットボトルがどこに行っても売ってないらしい。マネージャーのジェフも、あちこちで探しているがみつからない。ボトルぐらいいつも移動の道具とともに入れて運べばいいのに…、と思って以前それをすすめたセバスチャンは拒否した。新鮮なペットボトルが必要なのかただ単にめんどくさいのか…。おまけに上に仕込むタオルも無い…。彼のいらだちは倍増。結局本番始まるギリギリまでいらだっていた。                                      なんとか劇場のスタッフ総出で手分けしてペットボトルを見つけたから良かったが、なければ彼は中止する、いや、見つかるまで公演を遅らせると言い出したかもしれない…。セバスチャンは時に、はたから見ていて、笑えるぐらいデリケートだ。                                         本番はすばらしかった!                           イタリアの観客は熱い。こういう時にイタリアのラテンの血はフランスよりも濃いなー、と感じる。僕個人としてはベスト10に入る出来だった。が、相棒はあまりさえなかったようだ。どうやらペットボトル事件のいらだちを舞台まで引きずってしまったらしい(それ以外にも色々たまっていたらしい)。                                                  実はこういう事はよくある。僕にとって良い時は向こうにとって良くないとか、と思ったらその逆パターンもある。日本人同士で仲間だったら、自分の不機嫌を表に出さないように気をつけるが、フランス社会ではみんな露骨に出してくる。とにかく彼はずっと不機嫌だった。                                                                 <飛行機取り消し?!>   次の公演地は南イタリアのレッチェ。ローマの本番が終わった次の日の早朝、バーリ行きの飛行機を乗るため、ローマの空港までいったら飛行機が取り消しで無くなっていた!ボラ−ウェブ、安いと思ったらこんなところで落とし穴があったのか!                                                                 そんなわけで朝の便が夜の便になってしまったので、しょうがないからみんなで遊びに行く事にした。                               みんな遺跡には飽きたので空港から一番近いビーチへ行く事にした(海外公演で海に行くのは、このグループの基本のようだ)。                                                        地元民しかいないような海の町までバスに揺られる事20分。そこには南の太陽と青い海が広がっていた!そして海の近くのレストランでみんなで会議。ペットボトル事件から始まり作品のことなど、それぞれ言いたい事を2、3時間かけて吐き出した。                                       最後にはみんなすっきりした顔になり、また一緒にツアーをまわる事を誓う。そしてみんなで海で泳いだ。まだ寒くない。イタリア人も泳いでる。相棒も笑顔だ。目の前の海にくらべたらぼくらの不満なんてちっぽけだ。                                             飛行機会社ボラ−ウェブの夜の便で無事バーリについて、そのあと車に揺られ二時間かけてレッチェの劇場<コレイヤ>に到着。宿泊は広いアパートを提供してくれた。                                             さあ、明日は本番。言いたい事いったのと、海の疲れでみんな爆睡した。海で流したみんなの不満もいまごろ波に揉まれて跡形も無くなっているころだろう。                                           フランスに帰って聞いたら飛行機会社ボラ−ウェブはちゃんとしているとみんな言っていたので、僕らの中止になった飛行機は運が悪かったようです。なのでボラ−ウェブ、安心してつかって大丈夫だと思います。                                                                    ※ボラーウェブは2006年につぶれました。やっぱりな…                                                                       

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