FC2ブログ

カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2004 02/23

トゥールーズツアー・パート4   サイコジャングラー



僕とセブの二人だけの小さなサーカスカンパニー「オキハイクダン」。今回は約10日間の南仏ツアー。
2/19~2/22 サン・ローラン・ドゥ・ネスト
2/23      トゥールーズ
2/24~2/25 ロデズ
2/26~2/27 ラモンヴィル
2/28~2/29 ヌガロ


thumb_1081117394.jpg

トゥールーズにあるジャグリングショップ<サイコジョングラー>の店内


2/23
トゥールーズ
朝、不快な目覚め。
僕の嫌いなもの…、タバコの匂いだ。 

そういえば昨日、サン・ローラン・ドゥ・ネストから、トゥルーズに着いて、そのままコパン達(友人)とここに来て、飲んでたんだっけ…。

こことは、僕らカンパニーのアソシエーション代表「フランソワ」のアパートだ。僕はそこの居間に寝ている。他には誰もいない。
起きて紅茶と、残り物のバゲットにバターをつけながら食べる。うまい…。ここに泊まるのは三回目だが、いつも食材のうまさに感動する。

このアパートの主人フランソワは、おいしいものには目がなくて、紅茶やバター、ジャム等の嗜好品はいつも最高級なものをそろえている。彼はもともと北フランス出身だが、ここに数年前から友人と共に、ジャグリングやサーカス道具を扱うブティック「サイコジョングラー」をかまえている。
いまではトールゥーズのサーカスアーティスト達にお馴染みの場所。

そして僕らは彼の名前をアソシエーション代表として借りている。僕らのカンパニーに、なにか不正や返せないぐらいの借金をつくってしまった時は、すべて彼の責任になってしまう。 
僕らがカンパニー名義でサラ金で金借りて、キャバレーで豪遊、あげくにホステスに貢いだら、最終的な解決はすべて彼にまかせられるということだ。
そうなった時は、僕は80%ぐらいの確率で日本に雲隠れしている事だろう。

トゥールーズの街に散歩に出かける。
太陽が出始めて、レンガ造りの建物を照らしている。「バラ色の街」と呼ばれているトゥルーズはオレンジ色の屋根や建物が多く、歩いているだけでも楽しくなる町だ。
アーティストにも人気があり、サーカスアーティストだけでもかなりの数が住んでいる。
サーカス学校時代の同級生の半分は、卒業と同時にトゥルーズに引っ越している。彼等いわくトゥールーズは「南仏のパリ」だそうだ。だがパリよりも緑はあるし、人はのんびりしているし、一歩街の外に出ると魅力的な田園風景が広がっていて、僕からしたら、パリよりとっても魅力的な場所だ。

アパートに戻ると自分の車のベットで寝ていたセブと、別なアパートで寝ていたセシルが朝食をとっていた。
そのあと三人で階下にあるブティックを訪ねると、フランソワがパソコンに向かい、インターネット上でゲームをやって遊んでいる…。僕は彼が仕事をしているところを見たことがない。当然どこかで仕事をしているのだろうが、いったいどこでやっているのだろう…。
そんな彼を見ていると、かれの名義のカンパニーの金で豪遊しても、なんとかなりそうな気がする…。

ブティックには色とりどりのボール、クラブ、ディアブロ、ロープなどが飾ってあって、ジャグラーやシルカシアン(サーカスアーティスト)でなくても立ち止まりたくなるほどかわいいもの、不思議なものが置いてある。

いろんなものを手に取りながら遊んでいると、あっという間に時間が過ぎていく。実は僕もサイコジョングラー(ジャグリング中毒)の仲間入りをしてしまったかも…。

トゥールーズにいった際はぜひのぞいてみて…。
PSYCHOJONGLEUR (la Boutique du jonglage)
2 rue de Metz, F 31000 Toulouse

http://www.psychojongleur.com

※フランソワは現在ブティックを引退して、共同経営者のフレッドが続けています。

さあ、次はオーベルニュ地方RODEZ(ロデズ)に出発だ。

この記事と関連する記事

トゥールーズツアー・パート4   サイコジャングラー

(0)TB(0)

AFTER「トゥールーズツアー パート2  < ロデズ > 

BEFORE「フランス/トゥールーズツアー

COMMENT

MESSAGE

非公開コメント

Top