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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2004 03/24

アフリカツアー・

ガボン、カメルーン公演より 2004年1月14日~21日/ガボン     パート・ まとめ       1月21日~26日/カメルーン   「ガボンはアフリカ大陸の赤道上にある国で油田があり、その上に位置するのがサッカーでセネガルとともに有名なカメルーン。ガボン、コンゴの国境沿いでは難民キャンプがありエボラ出血熱などの伝染病がある。どちらも公用語はフランス語。」 1/26、カメルーン最後の夜はサッカーのアフリカカップ開幕を地元カメルーン人達と大スクリーンで観戦。対チェニジア戦でこの時ばかりは金持ちも貧乏人も白人も黒人も一致団結してカメルーンを応援する。結果は引き分け、全員怒っていた。  27日、リーブルビル経由でフランスへ。ドアラ/リーブルビル間では飛行機の大幅な遅れや乗り継ぎの際の手際の悪さにつづき、途中ギニアではクーラーが突然止まり、機内では熱がこもり、みんな汗を垂れ流しながら立ち上がってスチュワーデス達に「オンネ・パ・デザ二モー!(おれたちは家畜じゃないぞー)」「オ・スクー!(助けてー!)「イシ・セ・プリゾン!(ここは牢屋だー!)」と叫び、抗議を始めた。そのうち暴動が起こるのではないか、と思ったところでまたクーラーが効きはじめた。なんて事はない、飛行機が止まっている間の燃料節約のため単にクーラーのスイッチを切っていたらしい。あまりのせこさに悲しくなった。 時間どおりには飛ばないし、クーラーは効かないしでカメルーンエアーの文句を言っていたら、隣の人いわく、ほとんどのアフリカの航空会社は時間にルーズでいい加減で知られていて、みんなから別名「エアー・プ・テートル(たぶん飛ぶ航空会社)」と呼ばれているらしい。 予定より8時間遅れでリーブルビルに到着。パリ行きに乗り換え、再度出発。 常夏のアフリカから6時間で真冬のパリに到着。飛行機から見たフランスは今年の初雪で真っ白だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ガボンとカメルーン…、どちらもとても資源が豊富なのにものすごく貧しい国(特にカメルーン)という印象。 文化の資質や歴史(植民地以前)はヨーロッパを超えるほど豊かなのにそれを育てる環境が無い。きっと国の文化予算なんてほとんどないに等しいのだろう。 さらに貧富の差が激しい。 富を分配するシステムが存在していない。大統領?は20人も奥さんがいてその一族や政治家たちは城のような大豪邸に住んでいるのに、街にはストリートチルドレンが溢れ、そして夜は娼婦もどきの女の人たちが白人と金持ち目当てに至る所に現れる…。  そして宗教や民族の違い、それぞれの儀式など、都会で生活しているひとたちですらそういうものを未だに持っている人がたくさんいる。 例を挙げると時々、心臓なしの少年、少女の遺体がみつかることがある。それは儀式で選ばれた生け贄(詳しいことは忘れたけど若者とか子供が選ばれる)の心臓を神にささげるというもので、その父親みずからが自分の子供を殺害して心臓を抜いてそれを生け贄として祭壇に捧げてしまう。とうぜん社会的には犯罪行為なので親は捕まるけど、かならずすぐに釈放される。とにかくそういう事件がたまにニュースや新聞に出ていた。 公演はなかなかの盛況。白人だけのカンパニーは人があまりはいらず、そんなに盛り上がらないらしいけど、日本人の僕が出演していることで地元アフリカ人たちが興味を持ってたくさん観にきていたようだ。 白人とアジア人の組み合わせは珍しいようで、ブラックを入れてトリオにしたらもっとおもしろい、いや、アラブ人もいれてカルテットノなんて思いを巡らせてしまった。肌の色や文化、宗教の違いを超えて、そんなことができたらもっと楽しいかもしれない。    カメルーン、ドアラの劇場ディレクトリス(ディレクター)、ナディアは僕らの作品を気に入ってくれて、僕らのために一か月におよぶ第二回目のアフリカツアーを企画してくれるらしい。うまく補助金が集まるといいのだが…。しかし気候の違いには参った。フランスに戻ってから全員ひどい熱をだした。あまりにもひどいのでマラリアかとおもって恐ろしくなったがなんてことはない、単なる風邪だった。 次はフランス国内公演が待っている。 まず単発でブルターニュの田舎で公演したあと南仏のトゥールーズ周辺をツアーしてまわる。トゥールーズは「コンフィ・ドゥ・キャナール」という鴨料理が有名で楽しみだ。 でもアフリカ、ガボン名物の「猿の煮込み」や「クロコダイルステーキ」の刺激にはかなわないけどね…。

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