FC2ブログ

カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2007 06/15

フランス発 ヌーヴォーシルクへの挑戦 《下》

ヌーボーシルク(現代サーカス)ってなんだろう…。 
西元まりさんの記事から想像してもらって、そのうち実際に見る事をオススメします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

夕刊フジ レポート 5月9日掲載

フランス発 ヌーヴォーシルクへの挑戦 《下》

 1970年代にフランスで生まれた「ヌーヴォー・シルク」(現代サーカス)は、伝統サーカスと違って若者が自由な発想で、音楽、演劇、アクロバットなど多様な要素を織り混ぜた身体芸術として発展した。驚くべきことにフランスには、ジムやヨガに通う感覚でサーカスを学べる施設が、500ほどもあるという。

 パリ郊外にあるサーカス学校「ノクタンビュール」は、仕事帰りの人も通える夜間学校。空中ブランコなどの設備が充実し、専門講師から本格的な技を学ぶことができる。
 ここに2人の日本人女性が通っている。檀上花子さんは在仏3年。最初、役者志望だったが、パントマイムを学ぶうちにサーカスに目覚めた。


 「フランスの教え方は、ほめて育てる方法。でも、自分から、どんどん聞かないといけないし、何でも自分で決めないといけない。だから、自分で聞けない人はどんどんやめていきますね」。今では週3回、子供たちにアクロバットやジャグリング、         
クラウン(道化)も教える。    



子供のころからサーカスに入るのが夢だった伊藤杏奈さんは、在仏6年。中学卒業後、日本のサーカス団に1年半所属。そして海外で学ぼうと17歳でフランスへ。専門はハンドバランス(逆立ち)で、2人で「BONBON」というグループを結成し、活動中だ。
                                                                                   thumb_1181855997.jpg                                              フランスのサーカス学校「ノクタンビュール」に留学中の檀上花子さん(左)と伊藤杏奈さん。



フランスにはこのようなサーカス学校があるが、最もレベルが高いのは国立サーカス大学(略称CNAC)だ。
そこに21歳の鈴木幸宏さんが在学していると聞きつけ、訪ねた。
 パリから特急列車で1時間半のシ
ャロンという町へ。
シャンパーニュ地方の町、シャロンにある国立サーカス大学。

1985年に開校したCNACには、毎年20人ほどの優秀な生徒しか入学できない。
鈴木さんは、日本で一時期、はやったハイパーヨーヨーを使った身体表現で2004年9月に入学を許された。学費は留学生も無料で、懐の深さを感じさせる。
 「高校1年から日本で大道芸をやっていました。今はオブジェ(もの)を操る者としてダンスをミックスし、自分の世界を作っていけたらと思っています」                                                    thumb_1181856089.jpg                                                                                     実はこの学校で学んだ日本人は以前にもいた。金井圭介さん。日本で、パントマイムやタップダンス、ジャグリングで活躍し、99年に日本人研修生として初めて入学を許可された。身体の美しい動きに合わせたジャグリング作品をつくり上げ、卒業公演はフィリップ・ドゥクフレという著名な演出家の作品「シルク13」で欧州を巡回した。
 
卒業生らで「オキハイクダン」というカンパニーも結成して活躍し、現在は妻でバレエダンサーの小松原留美さんと「GAI‐KOTSU」という新作を制作中だ。
 
「この国では現代サーカスは新しい文化だから、アーティストのコラボレーションは対等です。照明担当やミュージシャンも皆、いい教育を受けていて、文化の最前線にいようという人たちと一緒に仕事ができる。それがおもしろい点ですね」
 フランスが受け入れる若い日本の才能。これらが相まって、今後さらに新しい潮流が生まれるに違いない。                          (西元まり)

この記事と関連する記事

フランス発 ヌーヴォーシルクへの挑戦 《下》

(0)TB(0)

AFTER「『Gaikotsu』プレゼンテーション公演

BEFORE「フランス発 ヌーヴォーシルクへの挑戦 《上》

COMMENT

MESSAGE

非公開コメント

Top