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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2006 12/17

フランスでノエルといえば、フォアグラ

この頃、市場に行くとフォアグラを良く目にする。
フランスでスーパーに行くと年がら年中フォアグラは売っているが、家の近所の市場ではクリスマス前にしか現れない。
市場の店によっては、自家製フォアグラを目の前で、バーナーの炎で熱したナイフでスライス売りしている。
で、それをみて、ぼくらはついつい買ってしまう。こないだはノーマルフォアグラだったので、今回はフィーグ(イチジク)入りのフォアグラにしてみた。                                                       thumb_1166366430.jpg

写真のサイズで約10ユーロ。日本円で1500円ぐらいだろうか。 
世界三大珍味と言われるだけあって、値段もそれなりだけど、決して手が届かないわけではない。

フォアグラは最近動物愛護のあおりを受けて、いろいろな国で強制飼育を禁止されているらしい。食べさせるだけ食べさせて、肝臓を肥大させてそこを食べる、その名の通りフォア(肝臓)グラ(脂肪)は、野蛮な食いかたで、その犠牲になるカモ(もしくはガチョウ)も可愛そう、というわけだ。
でもフランスでは去年国会で、全員一致でフォアグラ文化を守ることになったとか…。国会って色んな事を話し合う場所なんですね。たしかに野蛮と言えば野蛮。でも食文化、料理芸術と考えるとやはりあんな味を出せるんだから、単純に、すげー、と思う。で、ついでに、うめー、とも思う…。

じつはフォアグラには、にがい思い出がある。
以前、作品ブジェパブジェでフォアグラの有名な産地、ペリゴール地方のフェスティバル「ミモス」で公演した時のこと…。
まだ、ツアーがはじまった最初の頃で、フェスティバルでの初日の公演がものすごく評判が良かった事に、気を良くした僕らは、友人のカンパニーとともに、二日目の公演前にレストランへ。
で、楽しみにしていたフォアグラゆっくりゆーっくり味わって、すっかり気分を良くした僕らは延々とデザートまで平らげた。
で、お店を出たら本番一時間半前!

でも客演は、こういうフェスティバルだと30分ぐらいおくれて始まるだろうとタカをくくっていた。
客入れがスムーズにいって、5分前に「オンタイムで行くよ」と言われた時には楽屋に居てまだ衣装も着ていなかった。
で、舞台についたらすでに暗転になっていて、いそいで位置に着く。 
明かりが入って相棒の方を向くと、そこにいるはずの相棒がいない!
というわけでもう一回暗転になって、そのあと無事幕を開けたのでした…。ほとんどコミックです。観客にしてみたら、特別な演出と思えたでしょう。

今ではフォアグラを味わう時は、なにか重要な事を忘れていないか考えながら、ゆっくり食べるようにしています…。

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