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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2006 12/17

骨のオ・モ・ヒ・デ

骨には昔から縁がある。                                                                         中学2年生のときに両手首骨折したのが運命的な出会いだったのか、それ以来、骨には痛ーい思い出が沢山詰まっている。                                                                   身体を動かしていても、骨や間接を意識する事が良くあるし、日本でやっていたシルク空というグループの最終公演名は「骨のオモヒデ」だったし、ジャグリングをするにしても、いつも棒状の骨みたいな形のもので、逆にいうと、球体には全然惹かれない…。
そしていまでは、骨のような形のバトンを使って、ダンスをしている。                                                    で、骨をみたいなー、と思っていたら、パリでネアンデルタール人展をやっているではないか!                                       ネアンデルタール人とは人類と同じ時代まで、生きていたはずなのに消滅してしまった、けっこう最近話題になった旧石器時代の人達である。                              人間よりも脳の容量が大きかったはずなのに、なぜこの世の中から姿を消してしまったのか?さらにネアンデルタール人と人類の混血は存在しないのか?などなど、そんなまだまだ謎なネアンデルタール人の展示は、単純に骨をみるだけじゃなくてさらにおもしろそうだ。                                        で、パリの5区にある進化陳列博物館へ…。が、館内どこを探しても、ネアンデルタール人なんていない!
聞いてみたら、同じ系列の博物館がフランス中にあるらしく、人類とネアンデルタール人は、トロカデロ、エッフェル塔の目の前の人類博物館でやっているという…。                                                 しょうがないので、進化陳列博物館で生物の骨をみてまわったが、これまたおもしろい。



「進化陳列博物館」というだけあって、地下は水中生物、で一回は地上の生物、で一番上は鳥類になっていて、なかなかの演出。 もともときっと古い駅かなにかだったと思われるが、建物の再利用はお手の物。この辺がやっぱりフランスらしい。                              thumb_1169686692.jpg
            
                                                        で、骨達。入るとまず巨大なクジラ達!で、でかい!!!
クジラの手はまるで人間と同じ手をしてるし、骨格も似ている(気がした)。やっぱり哺乳類だからだろうか?
で、クジラによっては体長30メートルもあるのがいるらしく、その骨が展示してあるんだけど、とにかくでかい!                                                                        thumb_1169647681.jpg



他にも絶滅してしまった動物展や、いろんな標本が、小憎らしいほどセンスのいい照明に照らされ展示されている。

骨に一番惹かれて見ていたんだけど、それぞれの動物の生活に必要な運動に合わせて骨ができている。                                                                             thumb_1169648872.jpg

                                          やはり骨格というぐらいだから、そもそも骨があってはじめて必要な筋肉ができるんだろうなぁ…。じゃあ軟体動物はどうなんだろう、人間に骨が無かったらそれはそれで楽しいかも…。 あたり前の事かもしれないけど、普段の生活ではそんなこと考えないし、そんな必要も無い。
でもそういうことを感じる事で、どうして自分たちがいまここに存在しているのか、何の必要があって自分が生きているのか…、とまあ、さらにイマジネーションをかき立てられる。

でついつい、骨達がいろいろと語りかけてくるようで、なんとなく懐かしい感じに襲われて、一人で閉館までいてしまった。

歴史のある建物自体も、ぬくもりをもっていて自分が何時の時代に居るのか分からなくなる感じがした。建物全体が呼吸をしている。

人は皮が破れて、肉が落ちたら、骨なわけ…。道歩いている可愛いあの子も、地位が高そうなビシッとしたスーツ来た人も、全部剥いだら骨しか残らない…。


Grande Galerie de l'Evolution(進化大陳列館)
火曜日休館
パリ5区のセーヌ川横の大きな公園「Jardin des Plantes」の中にあります。 
植物園や国立自然史博物館もあり。
進化大陳列館は子供がいっても楽しめる。 というか大人の方も子供になれる。
愛の告白にもってこい…


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