カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

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チャド ワークショップの記録

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チャドで2006年10月に2週間に渡るワークショップをやった。


アクロバットやブレイクダンスは出来るのに、ピラミッド(日本で言う組体操?)をやったことがないというから、ひたすらやってみた。
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一日中サハラ砂漠のはじっこの土地で、40度近い気温の中で動くから、とにかく汗はかくわ喉は乾くわ、砂埃まみれになるわ…、でも乾燥しているから風が吹くととっても気持ちいい。

で、ハラが食っては戦は出来ぬ、据え膳食わぬは男の恥、だされた食事は全て平らげた。牛肉はうまいけど、鶏はガリガリにやせていて、あんまり美味しくないらしい。緑の少ないこの国では、野菜はすべて隣国カメルーンからの輸入でまかなっている。街から離れると砂漠化した風景が広がっている。



ちなみにこの時期はイスラム教徒のラマダン(断食)で、彼等は朝方3時から夕方6時まで、一切の食事も水分もとってはいけない事になっている。ワークショップ参加者の三分の一がイスラム教徒だったから、彼等も水を飲まずに頑張っていた。で、夜は「ブイ」と呼ばれるチャドのお粥みたいなものを食べる。一度、6時になって、一緒にその「ブイ」を食べさせてもらったが、糖分の少ない甘酒を、限りなくマイルドにしたような味だった。日本の田舎で「この土地の田舎料理でございます」と出されたら違和感無く食べられる味。将来日本でチャドのお粥専門店でもやったらはやりそうだな…、と、ひとりこころの中で人生相談をしていたら、肝心のブイの写真を取るのを忘れた…、残念。



プリンが出て来た。横にあるのは100円ライター。 とにかくおおきい。
おおきいことは良い事です、と言わんばかりに、チャド人の料理人ビクターがいろいろ作ってくれるんだけど、いつも量がすばらしい。料理するにも材料の種類が少ないのに一日800円ぐらいで朝から晩まで、いろいろ彼は作ってくれた。ちなみにこのプリンは一日で平らげた…ゲプ。
デザートでこれですから、前菜とメインはみなさんのたくましい想像力におまかせします。

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ワークショップ発表を最後に発表するだけかと思ったら、公演ということになってしまって結果40分の作品に…。参加者の努力が実った良い例だ…。
衣装のズボンまで仕立てて、上には白いTシャツで、しめてひとり700円弱。やしー!

参加メンバー14人のうち、3人が現役高校生。 というわけで高校生と写真をとったんだけど、みんな、おとこ!ワイルド!近寄るとアブナいぜ!的なポーズをとりたがる。おいおい、もっと自然にいこうぜ、おーい…。
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公演はチラシもくばらず、劇場プログラムにのっていただけで、約150人集まってくれた。去年ぼくがやった公演をみんなよく覚えていて、ちょっとした人気者…、いっそのことアフリカに引っ越すか…。
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今回はフランス外務省の仕事として行ったから、たったの一人でも現地の制作チームもいて、仕事環境は恵まれていたと思う。
もし次、またいけるなら、アクロバットを教える人間も、サーカスの教室も無いこの国で、世界に通用するようなサーカスグループをつくる手助けをしたいなぁ。
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