カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

モロッコサーカスの旅パート4

   サレサーカス学校の渋いイスラム門               ここを抜けると昔、ジブラルタル海峡を荒らし回った海賊達の末孫がサーカスの練習をしている。                                                                         1113247913.jpg                                                                                                                             モロッコの首都ラバトから、メディナ(旧市街)を抜けると目の前には大西洋がひろがる。その右横の川むこうには、サレ地区がみえる。これから僕らがお手伝いをするサーカス学校がある町だ。                          もともとこの町は11世紀に開かれ、そのあとは海賊船の基地だった。海賊の末孫達がつくったサーカス学校か…、身ぐるみはがれてもいいから命だけは助けてもらおう…。                                                                         <イスラム圏のサーカス学校>                        運転手ムスタファの運転で、白い家や土壁の昔ながらの家並みが広がるサレの町に入っていく。                                学校が終わったばかりらしく、子供達が道のそこら中にあふれている。ムスタファはその子供達にむかって「ヤンラ!ヤンラ!(行け行け!)」といって追い払うが、彼も同じ年頃の子供がいるせいもあってか表情には優しさがにじみでている…(やっぱりちょっとキングギドラに似ているが。)                   細い路地をとおり抜け、ぽっかり目の前に空と海が広がったかと思ったらその横の方に、ぼろぼろのレンガと土でできた四角い城壁なようなものがある。サレサーカス学校だ。                                                                         このサーカス学校はできて間もないが、あっというまに急成長した学校だ。サーカスとしての活動もしていれば、ストリートチルドレン救済もしていて、社会的な貢献度もある。その意義のすごさは知る人ぞ知るスペインのベンポスタサーカスに似ているかもしれない(ただしサレはまだまだ小さいですが…)。イスラム圏のヌーボーベンポスタ!なんちって…。                                                                 いかにもアラブっぽい門をくぐり、城壁に入ると、中にはなかなか大きなサーカステントと学校兼宿舎、そして小さな畑とミニサッカー場がある。まずは校長先生に校舎を案内してもらう。                             国語、数学、理科、社会などの基本科目の他にフランス語、英語などをやっている教室があり、授業参観させてもらった。結構この国もしつけが厳しいらしく、みんな落ち着いて授業に集中していた。この時の授業はだいたい小学生で、普通の家庭から来ている子もいれば、ストリートチルドレンや孤児たちもいる。                                                家が遠い子やストリートチルドレンは学校の宿舎に泊まれ、昼休みに家に帰って食べられない子は学校で給食が食べられる。普通教育の学校とサーカス学校が一緒になって、貧しい子達を救いあげるシステムもくっついて、いろんな階層の子供達がサーカスをとおして相互理解を学ぶ場になっているらしい。                                                     <サーカスによる弱者救済>                          モロッコの裏社会ではストリートチルドレンやアルコール、ドラッグ漬けの若者がいたり、田舎では人身売買や強制売春もあるという…。残念ながらそういう人達を救うシステムが、この国ではまだまだ確立されていないのが現実だ。そんなモロッコで、社会的弱者の為のサーカス学校は新しい試みだ。                                                      日本では昔サーカスはひとさらいと思われていたようだが、この学校のサーカスは人さらいや裏の社会から子供を救うサーカスと言えるかもしれない。        サレの学校は小さいし、受け入れられる生徒も限られているだろうが、がんばって続けて欲しい。これを読んでラバトに行った際は、ぜひここを訪れて、可能なら寄付をしてきて下さい。                                                                    校舎見学は終了。次はもっと年長者がいるとなりのサーカステント見学へ!

| モロッコ、モーリタニアツアー | 04:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://keisukekanai.blog87.fc2.com/tb.php/123-d4e1bff8

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。