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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2005 04/11

モロッコ サーカスの旅 パート3

テトゥアンのメディナ(旧市街)のなかにある野菜市場         このなかにひとりで入り込んだら簡単に迷ってしまう…。                                                                                                                                                                  1113214874.jpg                                                      <ラバト公演>                               モロッコ/ラバト公演は満員御礼。                      なんと以前フランスのストラスブールで僕らの作品をみたフランス人のお客さんやカサブランカから電車で来たお客さんまでいた。                 この国の経済はイスラム圏のなかでも急成長しているらしいが、文化的にはまだまだ発展途上のようで、なかなか劇場で現代的なものを観たくても、あまりないらしい。そういうわけで素晴らしく盛況だった。                                                          <ぼったくりディスコ>                           公演も無事終わり、少しモロッコに慣れた僕らは、ラバト公演打ち上げとして、ホテルマネージャーに勧められた「ナイトクラブ」という名のディスコに出発した。                                        入場料はタダで、ポルトガルで活躍するコンテンポラリーダンスの振付家でもあるマリアナと僕は、さっそくダンスフロアーへ。他メンバー3人はカウンターでビールを飲みはじめる…。                              夜中1時を過ぎてお店も混んで来たころ、ジェフが僕に耳打ちしにやってきた。「この店ぼったくりだ、ビール8杯で800ディラハム(約1万円)もとられた。おれたちはもう帰る!」と。 実はここを僕らに勧めたホテルのマネージャーが、このディスコも仕切っていて、そのマネージャーに笑顔で請求されたらしい。                                              800ディラハムといえばこの国では大金だ。階層によっては一か月分の給料に値する。当然モロッコ人にはこんな法外な値段は請求しないだろうが…。そもそもアルコールはイスラム教では禁止されていて、アメリカのイラク介入以来、モロッコではイスラム主義が多少強くなり、アルコール規制が厳しくなったと聞く。                                             僕とマリアナは結局夜中の2時過ぎまで飲まずに踊りつづけたが、最後はなにも請求されなかった。                              <インシャーアッラー>                           ホテルのチェックアウト。ほんの数時間前にジェフ達からお金を巻き上げたホテルのマネージャーが、眠そうな目をこすりながら満面な笑みで僕らに「ショクラン!(どうもありがとう)」と感謝してきたのは言うまでもない。                                                  そして「インシャアッラー!(すべてはアラーの思し召し!)」と返す僕ら…。起きた事はしょうがない。そんな日もあるさ…と。なんだかすこしずつモロッコに慣れてきたようだ。                                                                      大都会だと思っていたラバトもよくみると古い文化がしっかり残されていて、この町に刻まれた歴史の長さを感じずにはいられない。人ものんびりしているし、最後には結構気に入ってしまった。                                                                モロッコの旅はまだつづく。これからラバトの対岸にあるサレ地区のサーカス学校へ…。

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