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カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2005 04/11

モロッコ サーカスの旅 パート2

金曜日の昼はクスクスを食べるのが習慣だ。メディナではそれ以外の日はクスクスはメニューに載ってない。クスクスベジタリアンを前に、今回照明で一緒に来たベジタリアンのフレッドも満足そう。                                                                                                       1113213288.jpg                                                                                      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                                       <モロッコ観光の初心者達>                         朝、目覚めてからシャワーを浴び、ホテルのテラスで朝食をとる。目の前には迎賓館があり、ほど遠くない所にモロッコの王宮がある。太陽がゆっくりとテラスを埋めてゆく。2月のモロッコはジャケットが必要なぐらい気温は低いが、一度太陽が照るとTシャツひとつで十分なほどあたたかい。                                                          すこしづつツアーのメンバーが起き出して来て、朝食のテーブルを埋めてゆく。  前回のアフリカツアーで一緒だった照明の”フレッド”にマネージャーの”ジェフ”、ポルトガルから来たジェフの彼女”マリアナ”、そして”僕”と相棒の”セバスチャン”。この5人が今回のメンバーだ。                                                               昨日の夜は、物価の安いはずのモロッコのレストランで、パリ並みのお金を払わされ、さんざんな目にあった。                         そんなわけで朝から<反省会+これからの対策+公演の仕込みスケジュール>を立てる事に。                                  海外公演にガイドブックを持って行ってもロクに読まないぼくらだが、この時ばかりはとフランス、ポルトガル、そして日本の僕のガイドブックで総合的に観光対策を練る事になった。おお、いんたーナショナル!                                                        しかし僕のガイドブックはパリの日本の図書館で借りた23年前発行のモロッコガイドで、みんなにさっそく信用されず、けっきょくバカンスを利用して僕らについて来た、一番ヒマなポルトガル人のマリアナが指揮を執ることに。                                                「メディナ(旧市街)にいって、海沿いのカスバ(城)にいって、名物のミントティー飲んでフルーツジュース飲んで屋台のクスクスで決めるわよ!」とガイドブックを片手にマリアナ。                           「ウいーっす(OUI)、インシャアッラー!(アラブ語で、すべてはアラーの思し召し!)」と僕ら男達。                                                                  <イスラム教のお墓>                            ラバトの旧市街を通り抜け、海岸に出るとおびただしい数のお墓が建っている。どうやら間違えて墓地に迷い混んでしまったようだ。しかし目の前に広がる広大な墓地と、その向こうに果てしなく広がる海との組み合わせは不思議と神秘的だ。                                          墓石はよく見るとすべて同じ方向を向いている。近くにいた子供達に尋ねたら「すべてメッカの方向に向いているんだよ」と教えてくれた。                                                   <モロッコのフリーター 少年ガイド)                    思いっきり遠回りしてカスバ(城)に到着。入り口でさっそく少年ガイドをみつけ、カスバの中を案内してもらう。というよりも友達のように話をしていたら勝手にガイドされていた、といったほうが正しいかな…。気が付いたら少年ガイドの家のテラスに上がり込んでいた。                             彼は自分の母親の仕事や普段何を食べているか、自分の家の台所まで見せて、ぼくらに解説し始めた。縫い物仕事をしている彼の母親に挨拶すると、そのあと目の前に広がる海について語る少年…。すこしづつ友達感覚になってきたが、最後まで彼の少年らしさを見る事はできなかった。                      観光名所ムーアカフェで、ミントティーを飲んで最後はしっかりウダイヤ門まで送ってくれて、約1時間のガイド料をみんなで払った。合計50ディラハム(約600円)。安いのか高いのかそれとも相場なのかよく分からないが、彼は素直に受け取ってたので問題ないようだ…。当然のように彼の家に案内されたときは、さすがに複雑な気持ちになった。そんなとこまでいつも見せているのかと…。                                               モロッコ人に後で言われた事だが、子供ガイドにそんなに渡してはいけないらしい。彼等にとって50ディラムはそれなりに大金で、ましてや子供がガイドでそんなに稼ぐと将来まともな仕事につけなくなるらしい。そしてまじめに働く親よりもお金持ちになって大人を尊敬することを忘れるという。                      彼等のガイド仕事は、単に生まれ育った自分の家のまわりを散歩しながら案内しているようなものだ。もし観光客に自分の家や家族を見せ物にされるかと思うと…、想像しただけでも絶句する。モロッコの将来の若者達の為にこれから気を付けます。                                   昼ご飯はメディナ(旧市街)の屋台で16ディラハム(200円弱)のタジーヌを食べ、生ジュース屋で2ディラム(安い!)のフルーツミックスジュースを飲む。お好みで目の前にあるバナナやイチゴ、キウイ、オレンジ、アーモンド等を指差してミックスしてもらえるのがうれしい。                       栄養満点、モロッコにいる間マリアナは昼飯を食べないでこればっかり飲んでいた。ウチの近所にもぜひ出張してもらいたいお店だ。                                                      栄養も補充したし、明日はラバト公演本番だ!

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