カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

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2007年 ダンス最後のツアー

 


☆エディーマーレムカンパニー、「Champs de Force」2007年最後のツアー☆
(11月15日〜26日)


パート1
◆フランス/ペルピニャン公演◆



パリからトゥールーズを経由してペルピニャンに到着。

ここペルピニャンは、2年前、このカンパニーと創作を最初に始めた場所。
セネガル人女性との即興ダンスガチンコ勝負で、まぶたの上を切ってノックダウンされたのは
ペルピニャン…
そのあと麻酔無しで縫合したのもここペルピニャン…
教会でのリハーサルで負傷したのは計3人。
プロレスのデスマッチの後のように教会を鮮血で汚してしまった。キリストのたたりがあると
怖いから今度神主さんにお払いしてもらおう。

公演当日は音楽のおっきなフェスティバルがあったようで、客を半分以上そっちに取られてしまう。にも関わらず、なかなかの盛り上がり。キリストのたたりもなかったようでケガ人ゼロ。当たり前のようで大事なこと。
前回大幅に創りなおした作品がやっと安定した感あり。振付家、ダンサー達はとりあえず満足。
疲労回復のためピザを食べて次の公演地に備える。

パート2 
トゥールーズへつづく
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2007年 ダンス最後のツアー パート2

☆エディーマーレムカンパニー、「Champs de Force」2007年最後のツアー☆          (11月15日〜26日)                   


thumb_1201817824.jpg                                                 トゥールーズで見つけた中華。                            ヨーロッパの料理に疲れた時にはとっても助かる中華レストラン。中国食材が品質でいくら叩かれてるとはいえ「合成酒家」なんて名前をつけるなんて、堂々としている。でもやっぱり入るのやめといた…。                                                                     パート2                                  ◆フランス/トゥールーズでのオフ◆                                                             トゥールーズに着いたのに、いきなり二日間のお休み。さぁ何しよう…。                                                      ラ・ヴィル・ドゥ・ローズ(バラの町)と呼ばれるこの町で、一人で観光ワンマンデート、ひとりぼっちのロンリーガイなんて、そりゃ殺生なま殺しだ。           トゥールーズ郊外には、サーカスや大道芸のカンパニーの拠点があって、そっち方面の友人も多く住んでる事を思い出し、ここぞとばかりに連絡。                     「ひっさしぶりージュリアン!…え、今ボルドー?!ざんねーん」、気を取り直してもう一本…、「スザンナ、今どこ? パリ…うーん入れ違い」…、こうなったら三本目…、「おぉ、マチュウ!…、稽古チュウ?…、日本語のオヤジギャグなんて分からん?」…、最後の望み…、「さりゅー、ブラ…、(ツー、ツー、ツー)」…プチ。                    フレンチ軍団全滅せり…。                                                              こうなる事は最初から分かっていた。そんな時のためにちゃんと手は打ってある。バラの町トゥールーズに散らばる我が祖国日本同胞の皆さん(約2名)に連絡をとっておいたのであった。                                                                            そのひとりはハナコ。
その名のとおり花の子であるわけではなくお腹を痛めたお母さんからうまれた人間の子。たまたま彼女も公演でトゥールーズに。                                     もう一人の同胞はハタ君。彼は奥さん子供とゴミゴミとしたパリを離れ、トゥールーズに新天地を求めて移住したばかり。フレンチギャルと結婚して子供も一人いるし、日産自動車にも乗っているグレートなお父上だ。                                                   みんなで遊びにトゥールーズから車で「コルド・シュル・シエル」へ。田園風景に突如現れる丘の上にそそり立つ町。「コルド・シュル・シエル(空の上のコルド)」の名前に納得。 途中車を止め残りは徒歩で。城壁に囲まれた町並みを空に向かって歩いてゆく。                                                       thumb_1201819004.jpg

                                                             ステキな中世の館が建ち並ぶ階段を登りきる。頂上には職人達のお店やおみやげ屋が建ち並び、人々は上からの景色を楽しんでいる。
                                           thumb_1201818248.jpg        
上から見る景色は絶景だけど、僕らはあまりの寒さのために景色は後回しにして、カフェへ。ショコラヴィエノワーズ(ウィーン風ホットショコラ)で暖まる。どこにいっても「花より団子」…、いや、この場合フランス風に「バラよりショコラ」か。                                                      thumb_1201818744.jpg
                                                                                    パート3 トゥールーズ公演につづく

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2007年 ダンス最後のツアー パート3

 
☆エディーマーレムカンパニー、「Champs de Force」2007年最後のツアー☆
(11月15日〜26日)
※2007年中に書きたかったんだけど、思いっきり年越してしまった。

パート3
◆フランス/トゥールーズ公演◆                                                                       thumb_1201819925.jpg                                                                                  旅芸人はキャラバンが基本!? トゥールーズ郊外の友達のキャラバンでお茶の準備                                                                                       満員御礼 拍手喝采 感謝感激 感無量 のうちに三日間のトゥールーズ公演の幕を閉じた。                                      今回の公演では自分の中だけのもやっとした達成感ではなく、グループ全体ではっきりと「踊り」というものを味わうことができた。                                                                常々この作品に関してはいくつかの疑問があった。                            「ダンス」と言ってもまずみんながイメージするようなバレエ的な踊りは一切ない。最近はやりのテクノロジーや映像を利用したものでもなければ、フルチンダンサーも出て来ない。ようするに分かりやすい売りがない!                 アジア人、アフリカ人、ヨーロッパ人がいて、肌の色も文化もみんなバラバラで、かといってアフリカンやポルカ、ワルツ、ましてや日本舞踊が出て来るわけでもない。                                               thumb_1201820711.jpg                                                        2年前の作品創作中は、爆発力と判断力をコントロールして、自主性と協調性をもって「動き、止まり、踊る」ことを求められた。                                                 本番ではシンプルな身体の動きをベースに、エネルギーやそれぞれの即興的なリアクションによってシーンは創られてゆく。周りのダンサーの気配を感じて、それぞれの判断で即興が出来上がっていく、言わば一発勝負だ。                                       舞台上で12人が即興している事を想像してもらえばわかる。                                        目に見えるもの「視界」だけでは12人全体の動きと空間を同時に捉えることは出来ない。視界を含めた全ての感覚、五感そして六感をも総動員して、はじめてそのフィールドの空気にゆだねて動くことができる。                                         ジャングルの中でどこから襲ってくるか分からない獣の音に耳を澄ませながら、獲物を追う緊張感にも似ているんじゃないだろうかと想像しつつ、実際いつ飛んでくるかもしれない、振付家エディーからの、灰皿攻撃に怯えながらやる即興の真剣勝負…、あ、エディーはタバコ吸わなかったかな…、彼はタバコもマリファナもシンナーもやらないし、酔って暴れて力ずくでコミュニケーションとるタイプではないのでご安心を。                                       あ、でも灰皿は飛んで来ないけど、檄(ゲキ)は飛んでくる。              「ハアァ!」、「オゥオァー!」、「ァアァー!」、「カメハメハァ!」 実際冗談抜きでエディーの檄はヤバい。                               「オゥオァ!!!」なんて日本語でもフランス語でもない、ダメ出しだか何だかわからない言葉が即興中に飛んで来るのだから、受け取った方は一瞬動きが止まってしまう。(オゥオァ???、なんじゃー?)。                                  解読不可能な、言葉とも言えない咆哮にたいしてのとまどい。あとでエディーにウラに呼ばれて焼き入れられたらどうしよう…、というあせり。「くそー、こうなったらカメハメハァのハァーだぁ!」                                                                  thumb_1201821073.jpg
                                                                                    とにかくトゥールーズ公演は新聞の批評でも良い感想を頂き、いつもならダンス公演に対して、厳しい意見を持つサーカスや演劇系の知り合いからの反応も良かった。                          全体の構成も安定して、ダンサー達のエネルギーがひとつになって盛り上がった作品Un Champ de Forces(アン・ション・ドゥ・フォルス)…、やっとここまで出来たんだから、もう少し売れて欲しいなぁ。                                                     ※おことわり※                                エディーはとってもダンスや人に対して真摯に向き合っております。↑この文章の中の表現には多少の(かなりの?)誇張があることをご了承くださいませ。 

thumb_1201819700.jpg                                              作品制作期間のオフを利用して海へ。同じカンパニーのダンサー達と。

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2007年 最後のダンスツアー パート4

☆エディーマーレムカンパニー、「Champs de Force」2007年最後のツアー☆(11月15日〜26日)                                                                       パート4
◆イタリア/トリエステ公演◆                                                                    
thumb_1201821796.jpg                                             イタリア、アドリア海を望む港町、トリエステ。                    スロヴェニアとの国境近くにあり、昔から国境紛争など戦火が絶えなかった。        その町で、イタリア人とスロヴェニア人が協力しあって、さまざまな文化活動をしている。                                   ぼくらの公演も彼等の文化活動のおかげで公演が決まった。                 公演場所の在伊スロヴェニア人達が建てた劇場は、なぜか町の地図には載っていない。       そもそもスロヴェニア人関係の施設はすべて、町の地図から外されている。スロヴェニア人と共存していく事を決めた人達と共存をいまだに拒む人達とが、今でも対立しあっているようだ。                                                                          この作品に出ているダンサーは12人、その中に男はシディ、アルド、僕の三人だけ。そしてぼくら野郎三匹は公演前のワークショップを担当するために、皆よりも一日早く現地入りした。                                           thumb_1201822432.jpg                                                                                  ヴェネチアまで飛行機で飛んで、そこから車で約2時間かけてトリエステに到着。と、そのとき自分達の前を市バスが横切ってゆく。バスの後ろに今回の公演の広告が貼ってある。しかも僕ら男三人がパンツ一枚でポーズをしている写真がデカデカと!             いたるところを走る市バスにこんなぼくらセクシーガイ達の悩殺写真を貼っていたら、みんな鼻血を出しすぎて大変なんではないだろうか。きっと明日のワークショップは黄色い声を上げるイタリア美女達に囲まれてよだれもん…、いや、収拾がつかなくなってワークショップが大変なことになる!!thumb_1201822206.jpg                                                                       そして次の日。                                 僕が担当の隣町ゴリッジアで行われた二日間のワークショップには、地元大学の俳優課やダンサーそして健康のために体を動かしに来た市民の方々が来ていた。イタリア人とスロヴェニア人の10代から70代までの男女。                                                              のんびりとしたローカルな雰囲気のなか、ダンスの中に逆立ちのバランスを入れたクラスを進めていく。                                                                             thumb_1201822206.jpg                                              すげー…、一番頑張っていたのはイタリア人の70代のおばーちゃん。身体能力はかなり高い。逆立ちは一人では出来ないけど、手伝ってあげたらちゃんとひとりで止まれていた(瞬間だけど…)。                                                                         今回このワークショップを企画してくれたのはとても気さくなイタリア人のラウラ。彼女はクラスの後に僕をレストランへ招待してくれた。                       子供の頃からバレエをやっていたが、今は踊り以外の生活…、彼女の言葉を借りると第二の人生を思いっきり楽しんでいるそうだ。いまでも踊る楽しみをみんなと共有するために、こうしてワークショップをオーガナイズしている。                                         そんな彼女の身のこなしにはなにか特別な気品が漂っている。バレエをやっていたから…、それだけでは説明できないような、ただ者じゃない、なにか特殊な環境に身を置いてきた人特有の気高さのようなものがある。それでいて、まわりが放っておかずにはいられない「花」のようなものもある。                                                16歳の頃にミラノで、バレエ界の重鎮ヌレエフの公演に参加したときの思い出を語ってくれた。                                                     「カーテンコールで主役のヌレエフが群舞の私達の所にきて、みんなにお花を一輪ずつ配ってほっぺにキスしていったの。あんな偉大なダンサーが私達に声を懸けてくれるなんて思いもしなかったわ。ましてやお花なんて。…、そしてわたしの番がやってきたの。彼が私の前に来た時には心臓が飛び出るほどドキドキしたわ、そして私の肩に手をおいて、ほっぺにキスしてくれたの。当時16才の小娘の私にとっては人生最高の瞬間よ。しかも次の日その時の写真が…、私のほっぺにヌレエフがキスをした瞬間の写真が、新聞に大きく使われたのよ。今でもその新聞は私の宝物。あぁ、目をつぶると今でもその時のことを思い出すわ。私のまぶたの奥ではまだ彼が生きているようよ…。」(※ヌレエフは故人です)                                        そう語る彼女がふとシニョン(お団子結い)をした16歳の少女に見えた…。まるで僕も彼女と一緒にその瞬間にタイムスリップしたように。                                                 thumb_1201821921.jpg            モッザレラのサラダ。ラウラの話しを聞きながらもちゃんと食べる事を忘れない。                                     気がついたら、フルコースランチで結局3時間もテーブルに座っていた!                                                 ペルピニャン→トゥールーズ→トリエステでの公演を終え、2007年の活動も残すところ、自分のカンパニーの公演のみ。                                                                   今回もいろいろな人との出会いと、それぞれがもつ思い出に触れられた。今と、そしてこの先ももう少し、舞台人としてヨーロッパで旅し続けていける事に感謝!!!                                                 thumb_1201822157.jpg









                                           

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2007年 年末までの公演スケジュール

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
『Un Champ de Forces』 コンテンポラリーダンス   フランスの振付家エディーマーレムの作品にダンサーとして参加                                                        ★2007 11/16  Perpignan ペルピニャン/フランス          Festival Aujourd'hui Musiques                                                                   http://www.quoideneufperpignan.com/modules/news/article.php?storyid=406                                                                      ★2007 11/20,21,22 Toulouse トゥールーズ/フランス                                                   TNT Theatre National de Toulouse                                                                  http://www.tnt-cite.com/index.php?idStarter=201857                                                  ★2007 11/26 Trieste ITALIA トリエステ/イタリア                                                      ○11/24,25 Dance Workshop /Hardo, Sidi, Kanai                                                         http://www.formiche.net/Formiche/page.asp?VisImg=S&CodiceCategoria=1&Codi_Cate_Arti=23&Art=29548&Cat=1&I=null&IdTipo=0&TitoloBlocco=News&param_asg=s


                                                                                      ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『GAIKOTSU/SQUELETTE』 カンパニー作品
コンテンポラリーパフォーマンス/ダンスーサーカスージャグリング                                                        ★2007 11/30
SALLE JACQUES BREL / GONESSES (95) ゴネス/パリ郊外
Route d’Écouen 95500 Gonesse                                                                  ★2007 11/4,5,6
Scene National de Senart La Coupole/ Combs la Ville コンブラヴィル/パリ郊外                                             http://www.agenda-culturel.com/evenement.php?idevenement=33712/2007-12-04-oki-haiku-dan-gaÏ-kotsu-combs-la-ville-scene-nationale-de-senart-la-coupole-77                                                                ※2008年2月5日〜11日 アイスランドツアー 予定










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作品「ガイコツ/sqoulette」批評

パリのカルチャー情報新聞[La Terrasse]のダンス枠に自分達の作品の批評が載っていた。                                            こういうのって全然知らせて来ないのね…。おかげで友人から「載ってたよ…」と言われて、ネットで確認。危うく見逃すところでした。                                                              参照 http://www.journal-laterrasse.fr/gai-kotsu-squelette-2-1835.html                                                                                 なになに…、アンクラッサーブル(ジャンル分けが出来ない作品)、ビジュアルの効果が、ほんのわずかな関節の動きを幻想的に映し出している…、ケイスケカナイはオブジェを使ったダンスで観客の目を楽しませる事に成功した…、主題を掘り下げる事がもっと出来るのではないか…                                     (全訳省略します…)                                                                    なるほどなるほど、早い話しが褒めつつも、もっといけるんじゃない?という事のようです。                                              書いたのはN.yokelさん このひといつもダンスやサーカスの記事を書いていて、たまに参考にさせてもらっています。                                                               アンクラッサーブル(ジャンル分けが出来ない作品)と書きつつ、ダンスの項目に入れてくれてます。確かにサーカスというには無理があるかも(笑)                                                           次回公演地の宣伝もしてくれています。 こういう批評はほんとにありがたい。励みになりゃっす!                                                                           こちらに転記しました↓


Gaï-Kotsu / Squelette                                                                thumb_1194657730.jpg                                                  Issu du CNAC, formé au butô, à la danse et au mime au Japon, Keisuke Kanaï revient avec une deuxième création inclassable après le succès de Bougez pas bouger.
Une toile comme un mur, à l’élasticité surprenante, se tend à l’avant-scène pour unique décor de la pièce. Elle est un cadre essentiel, un deuxième personnage ou une deuxième peau pour Keisuke Kanaï dont les évolutions consisteront en apparitions et disparitions, mais de quelle manière ! Si le corps est au centre du spectacle, c’est dans la façon dont l’artiste va le révéler à nous : morcelé, caché, détourné, toujours par le prisme de la toile ou de la lumière qui donnent à la pièce des allures de chorégraphie plastique. Les effets visuels transforment le moindre segment de corps en fantasmagorie. On y voit des os, des fantômes, des silhouettes improbables… Keisuke Kanaï réussit là une danse d’objets très flatteuse pour l'oeil. Reste à trouver l’angle qui viendra enrichir son propos, au-delà de la beauté plastique qui séduit le regard mais pourrait endormir l’esprit.                                                  N. Yokel                                                                            Gaï-Kotsu / Squelette de Keisuke Kanaï, les 4 et 5 décembre à 20h30, le 6 à 19h30, à la Rotonde, scène nationale de Sénart, place du 14 juillet, 77550 Moissy-Cramayel. Tel : 01 64 13 69 40.
                                                                                        またさらにパワーアップしたガイコツをみせるぞー!




| フランス公演 | 09:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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柿ピーはうまい

                                                    人は踊りたい時に 踊りたいから踊る                                                                                     逆さまになりたいから逆立ちする                                                                                        モノで遊びたいから遊ぶ                                                                                          火をまわしたいから火をまわす                                                                                        アクロバットは重力から自由になりたくてアクロバットをする                                                                          綱渡りは綱の上を歩きたいからつなわたり                                                                                  空中ブランコ乗りはただいつまでもブランコの上で佇んでいたいだけ                                                                        やりたい衝動がどっからかやってくる                                                                                     むかしむかし ”ダンス”  ”サーカス” と名づけた人達がいる                                                                          でもそれはイメージからうまれた言葉                                       
がんばって その行為からくるイメージをまとめたくて 生まれてきた言葉                                                                    ””そのイメージ”にはまらない時は 否定されちゃう言葉                                                                              サーカスじゃない ダンスじゃない ジャグリングじゃない バレエじゃない                                                                   ありがとう 涙が出るほどではないけど その言葉ありがたく頂戴します                                                                    そういえば自分のは ”スカーサ”と”スンダ”でした                                                                                柿ピー食べたいから柿ピーを食べる                                                                                      柿ピーはうまい  

でも”柿ピー”を”カピキー”といってもうまさはきっとかわらないだろうな                                             
今日は寝る







| 分類なし | 06:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ポールバカの夢

久しぶりにヤンから連絡があった。                                                                   
ヤンとはサーカス学校で同級生だった。彼はカンヌの近くグラース出身で、近所のサーカス学校でこの道に目覚めた。                               
学校にいた頃、学生課の前に張られるパフォーマー募集の広告を見つけては、一緒に簡単なショーを創ったり、学内でちょっとした研究発表をした仲だ。ウチの目の前のアパートに住んでいて、いろんな酒も飲ませてくれた。夏場には欠かせないマルセイユのお酒パスティスとオリーブをつまみながら、練習後にお互いの夢を語ったのも懐かしい。                                               
専門はチャイニーズポール。簡単に言ってしまうと、4メートル程度の鉄のポールに絡まりながらアクロバットをするサーカスのテクニック。                     
練習はいたって簡単。                                   
ポールに登り、しがみついてポーズを決め、疲れたら降りる…。                                                  
毎日そんな風にヤンは登って、しがみついて、ポーズ                        
登ってしがみついて、ポーズ                         
登ってしがみついてポーズ                          
ノボッテシガミツイテポーズ                         
ノボッテシガミツイテ宙ガエリ                        
ノボッテシガミツイテ…                                        それを二年半のあいだずっと繰り返していた。                                                              
そのヤンが出ているZanzibarの最新作Cirque en cavaleをパリ郊外アントニーに観にいった。                                                            シルクZanzibarのリハーサル風景                               
thumb_1193955436.jpg                                                                             
空中ブランコ、ジャグラー、逆立ち、アクロバット、ブレイクダンス、ハンドバランスなどのナンバーのレヴェルも素晴らしく、番組の間ごとにクラウンが出てきたり、他のアーティスト達の寸劇もあり、テンポよく進んでゆく。
伝統サーカスの見せ方そのままなのだけれど、アーティストそれぞれの演技に無理がなく、クラウンのナンバーではハラを抱えて笑わせてもらった。                                                                          
ヤンの出番がやってきた。                                       しょっぱなから、チャイニーズポールの上でサルト(宙返り)…。
ポールに登ってしがみついた状態から前方宙返りをして、空中でもう一度ポールをつかむ難易度の高い技。                                                      学校に居た時はこの技がまだ安定していなくて、よくポールを掴みそこね、下の練習用マットにズボッと落下していたのを覚えている。                                 
この技、着地に失敗すると捻挫したりひどい時は骨折する。
本番はみんなマットなんか置いてないし、怪我したアーティストを見た事あるから、こっちもドキドキだ。                                                      その技を、ヤンは本番しょっぱなで毎回やっている。                        
それをあっという間に決めて、その後も学校の練習ではやっていなかった技を次々に見せる。
そして最後はポールに登った状態で、落下する帽子に追い付いてつかまえる一瞬の技。            僕は気がついたら、特別ボーナス付き百二十点満点拍手をヤンに捧げていた。                                                    
彼は、決して器用なテクニシャンタイプでもなければ、華麗なスタイルをもっているわけでもない。努力の人ではあるけれど、それだけでもない。じゃあなんだ…? 
言ってしまえばチャイニーズポールバカ。                                    
バカはバカなりに、失業していた数年間も、いつでも練習できて生活費もあまりかからない、リヨンの近くのサーカスの敷地でキャラバン生活をして毎日ポールに登っていたらしい。
逆に言うとそれしかしていなかった。
今ではそのサーカスの舞台に立っている。
本番があっても、今でも午前中は毎日ポールに登っている。                                                
そんなポールバカには、人も寄ってくる。                       
ヤンの行く先々についてきて、キャラバンに暮らしながらチャイニーズポールをヤンに教わっている若者、キャラバンで紹介されたヤンの奥さんで小学校の先生をやっているソフィー、そして彼女が身ごもっているヤンとの子供。                                      
今ヤンと酒飲んでも、昔のように夢は語らない。                                                                
そもそもヤンの夢は何だったっけ?                                                                                 
まずは”登ってしがみついてポーズ”を続ける、早い話しがチャイニーズポールを続けることだろ。

そして家族をつくることが彼の夢だったような…。
                                                                                                                                       

| サーカスの世界 | 07:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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