カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

2007年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年06月

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困った時は死体のポーズ 作品制作

ルーアンの大聖堂                                   thumb_1180209327.jpg
                                         フランス人スタッフとの新しい作品制作も、4月あたりからかなりヒートアップして青春そのもの。 
青春といっても赤毛のアンみたいな淡い青春ではなく、星飛雄馬のようなスポ根、ちゃぶ台ヒックリ返し系の青春だ。
特に彼らとの議論は時として沸騰しすぎる事がある。
最初は花形ミツルのように冷静さを装おう僕も最後には、ばんちゅうたのように涙を流して対するフランス人に怒声を上げそうになるのをこらえつつ、歯を食いしばって冷静に議論する。ということが彼らとの間でよく起こる。
フランス人達もこういう時は、相手を攻撃するためにひどいことをかなりいう。やっぱり人類に平和の二文字はありえないのではないか…、と不安になりかけると、まるで潮が引いて行くように、みんな黙ってしまい、あたりには静寂が…。
「コーラでも飲む?」と雰囲気をがらっと変えて、みんなで窓の外眺めながらコーラすすったりする。そんな作戦ありかよ! 
でもここはフランス、ヨーロッパ。 戦争の歴史、領土争いの歴史、民族の混合の歴史が違う。議論は議論、食事は食事、戦いは戦い、コーラはコーラ…、早い話が戦う事を知っていれば、休戦する事だって知っている。
だからどんなに感情的になっても、疲れたらやめる。(昔のフランスだったら、感情的になったら手袋を投げつけて決闘してたけど)

そういう意味では、うちの国って確かに外交に弱いよな。金で何とかなってきたけど…。

作品を創っていたら、かならずある事なのかもしれないけれど、波風を立てない日本の社会を知りすぎているせいか、攻撃されるとこちらはやはり面食らう。しかもその攻撃も、理論的なものから、感情的に相手を揺さぶるもの、おとなげない単なる中傷まで、ありとあらゆるタマが飛んで来る。 
こっちはまったく防御の準備ができていないから、何発か喰らうと体勢の立て直しに時間がかかる。そしてあんまり喰らうと死んだフリでごまかすしか手が出ない。 
というわけで死体のポーズ。ヨガ的に言うと力を抜いて空気のような存在になる。僕的に言うと死んだフリ。時には本当に話しの途中で15秒ほど死亡する。

しかし彼等との議論はいつになっても慣れないけど、変わりに気晴らしする事は覚えたかもしれない。

最近の気晴らしはダンスカンパニーの仕事で地方に行くことだ。
気晴らしと言っているいるけれど、決して手を抜くわけではない。変わりに力を抜く…、やる気も抜く…、なので抜き抜きです。こうすると最高の踊りができる(はず)。

そんな最近の気晴らしは公演で行ったルーアンだ。
公演場所もお客さんも良くて、空き時間を利用してブラブラ散歩…。
町の中心の広場に出た。じつはここ、ジャンヌ・ダルクが火あぶりにされて処刑されたところでした。
やっぱりこの人達オニだー! 
あ、オニは日本だけ? じゃ、悪魔だー!

というわけで悪魔であるフランス人と、彼等にとってはオニである日本人との共同制作は続くのであった…。                                                                                                                                                            ※前回セネガルで密輸商人の疑いをかけられ、ダンス公演に出れなかった彼等。今回のルーアン公演は無事参加できたのでした。良かった良かった。 この二人、どうみても密輸商人には見えないよな…。                                                   thumb_1180213289.jpg
                                 

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| フランス公演 | 04:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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札幌でジャグリングはいかがでしょう

いつも札幌でお世話になっているジャグリングクラブまめぞうさん、解散の危機?!
お近くにいるかた、ぜひ参加してみてください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「まめぞう札幌」解散の危機を乗り越える為、新しいメンバーを増やそうとワークショップを決行!!


ワークショップ用にポイを作ってます。
ボールも作ります。シガーボックスもできればがんばります。

■■ 日 時 ■■
全3回 平成19年 5月23日(水)、30日(水)、6月6日(水)
各日共に 18時45分~20時45分

■■ 会 場 ■■
東札幌児童会館 体育館(白石区東札幌5条3丁目2番)
(地下鉄東西線「東札幌」駅より徒歩約10分)

■■ 対 象 ■■
18歳以上 10名(先着順になります。)
当日は上靴持参、運動のできる服装、汗拭きタオルあれば便利です

■■ 講 師 ■■
ジャグリングクラブまめぞう札幌所属メンバー
Juggling Performance KURO、ミスターきくち、ドンいのまた、かっしー、
QPムラヤマ(3D)、ほろ酔いきよっち等、毎回2~3名で指導します。

■■ 受講料 ■■
全3回で1800円 (ジャグリングボール3個プレゼント)
(3回来れない場合でも、受講料は同じになります。)

■■ 申込み ■■
猪俣 栄治 eiji-juggling@inos-place.com
申込みは、Emailで以下の内容をお知らせ下さい。
名前・性別・年齢・連絡先・習ってみたいジャグリング道具(下参照)
(ボール、ポイ、シガーボックス、デビルスティック、ディアボロ、リング、クラブ)
詳しくはホームページをご覧下さい。
http://www.geocities.jp/jugmame/

■■ 主 催 ■■
ジャグリングクラブ まめぞう札幌

| ジャグリング | 15:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どすこーい どすこい

今日の夕方からパリの地下鉄は異常に人が少なかった。みんな自分たちの新しい大統領を早くでも知りたいと、テレビの前にかじりついていたようだ。 今回は歴史的な選挙だった。そもそも大統領選の予備選挙で84・6%の投票率からはじまり、今のところ最終選挙の投票率はまだ出てないけど、かなりいったんだろう。 セゴレーヌはダメだったけど、得票率がサルコジ53パーセントに対して、47パーセントってことは、まだまだフランスも捨てたもんじゃない。  相撲ぎらいのサルコジが大統領になってしまったけど、セゴに入れた47パーセントの人たちの意見にも耳を傾けなければいけないわけだから、サルコジの目指す英米的なアングロサクソン競争社会システムにはそう簡単には実現しないだろうな。 とりあえずサルコジは芸術にまったく興味なさそうだし、相撲嫌いだし、どう考えても友達になれそうもない。  フランスのテレビでもう相撲はみれないのかなぁ…。 もうすぐサルコジのフランスが始まる。 サルコジ社会の土俵から突き落とされないように気をつけよう。 あれ…、下を見るとそもそも土俵の外だったかも…。

| パリ | 07:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大統領選挙

あしたは選挙の投票日。といっても選挙権はないけど…。 フランスの大統領がサルコジもしくはセゴレーヌになるのか、フランスに住む人、フランスと関係ある人ならとっても重要な選挙になっている。 そもそも予備選挙の投票率が84,6パーセントなんてすごすぎる! それだけ自分たちの国の未来に関心、というよりも危機的にとらえている人が多い証拠。老若男女問わず、殆どの人が投票した事になる。 投票率の低い日本からきた僕には84,6パーセントという数字はうらやましいし、日本もなんとかしなければ、という気にさせられる。 右翼(サルコジ/男)と左翼(セゴレーヌ/女)対決!と今回の選挙、パッと見は分かりやすい気がするけど、なかなか具体的な政策が見えてこないのは、彼等のせい? はたまた自分の語学力のせい? しかしフランスの大統領になれても、あくまでも国の顔、外交政治が仕事であって内政には干渉する権限がない。かわりに大統領に任命された首相が内政を受け持つことになっている。 で、首相も議会から支持されなければいけないので、議員さんを選ぶ地方議会選挙も重要になってくる。 場合によっては議会は首相を首にして、自分たちの気に入る首相を据える事もできる(早い話が大統領にたてつく事ができる!) でももしサルコジが大統領になったら大統領権限を拡大して、内政に干渉できるようにするのは必至だろうなぁ。 そしてサルコジ、自分らアーティスト(舞台、映画、美術、音楽に携わる人)にはほんとに人気がない(でもジャンレノはサルコジ応援団に入ってしまった)。 だってサルコジが文化芸術を語る時、アルティゾン(職人)の事は語っても、アーティストや現代芸術については一切語らない。というわけで、セゴレーヌが大統領になってくれたほうが自分たちにとってはまだマシだ。 セゴレーヌを大統領にするにはみんなちょっと不安があったようだけど、こないだのテレビ討論会ではサルコジ以上にに強い印象を国民に与えた。(友達のフランス人いわく、セゴレーヌのフランス語の間違いがすごかったらしいが…) 決戦は明日! セゴレーヌの健闘を祈る。

| 分類なし | 21:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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はー! げん! だっつ!

公演地で何を食べるか…、それが問題だ。

以前は舞台で動くために、公演前日ぐらいからは軽いものを食べるようにしていた。 
でもアフリカ公演を体験してから気が変わった。

アフリカの発展途上の国では流通もままならないので、当然その土地のものを食べる事になる。つまりその辺歩いてるニワトリや羊や牛を食らう。
マダガスカルの田舎では、目の前に放牧された牛を見ながら牛を食った。そして現地の人たちがするように、その食べた獣の力にあやかる事によって、それと同じものを自分に取り込む作業をする。

牛のように突進する力強さも欲しいし、水の中を自由に泳ぐ魚みたいになりたいし、ある時はニワトリのようにコケコッコー!と元気よく叫びたいし、羊のようにおとなしさの中に隠れた火のような力強さを身につけよう、というわけだ。
だからその土地のものであれば僕はなんでも食べる。その土地の本物の食べ物を食べてその土地に同化する作業がその時の舞台のエネルギーを高めると、それ以来思うようになった。

現地の彼らは食べるだけじゃなくて、動物の骨を身につけたり、わざわざ動物の爪痕のような傷を身体につけたりして、動物や自然界のものを更に自分に取り込み同化しようとする。
そもそもアフリカに住む彼らにとっては、もともと当たり前の考え方だった。きっと日本だって昔はそういう事があたり前だったんじゃないだろうか。

残念ながら都会に住む多くのアフリカの人たちも、その事を忘れてきてしまっている
そして僕らの住む先進国では、本当にその土地のものを食べる事は難しい。だからいつでも本物の食べ物を食べているわけではない。
世界はどんどんマクドナルドとファミレスチェーンとコンビニの世の中になっていく…。

ちなみに今週は、パリ郊外の大型ショッピングセンターの中にある劇場でリハーサルをしている。ここでもとうぜん土地のもの(ショッピングセンターの中のもの)を食べる事になる。

周りはすべて大型チェーンのレストランばかり。仕方がないのでハーゲンダッツのストロヴェリーチーズケーキアイスを食べた。

本番はアイスクリームのように冷たく、ストロヴェリーのように甘く、チーズケーキのように濃厚に踊れるかもしれない。

もしくは「ハー!」っと跳んで「ゲン!」と踏ん張って「ダッツ!」と脱力できるかもしれない。
これでうまくいったらハーゲンダッツがスポンサーにつくかもしれない。

アイスクリームと同化して、万人にウケるその冷たさと甘さにあやかろう。

というわけで、自分達の作品づくりをずっとやっていたけど、ここで一休みしてダンスの舞台に出る。

カンパニーHeddy Maalem(エディマーレム)
作品名 Un champs de Force
12人のダンサー(ヨーロッパ、セネガル、韓国、日本などなど)による即興中心の作品
※本来は12人だけど、パリ公演はセネガル人ダンサーが二人欠席なので出演は10人。

★パリ
日時:5月4日(金)、5日(土)両日とも20時30開演 (公演   時間約一時間15分)
場所:Thratre Agora
行き方:パリ郊外 RER D線でEvry courcouronnes下車徒歩5分(Malesherbes行き/chateletから約40分)
 駅横のCentre Commercial の中、Cinemaの横。
一般入場料:20ユーロ

その後の公演地
★ルーアン
日時:5月10日

★フォア(Foix)
日時:5月22日

そして6月は自作公演。


この間は稽古先のロワール地方で鱒を食べた。その時に仕入れたものだそうだ。ホントに土地のものかどうか知らないが、魚を感じるように意識して食べてみた。 


                     thumb_1178138746.jpg


身体ばかり動かしていても疲れるし、文章ばかり書いてても頭が固まってくるから、たまには舌を(ついでに目も)なごませよう。



| フランス公演 | 05:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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