カナイケイスケ

サーカス・アーティスト「金井ケイスケ」、またはパフォーマー「ケイスケ」のページ

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旅の掟 さぁーん!




ドイツのハノーファーでの公演を終え、リトアニアへ向かうべくブレーメンにある空港へ。

「このへんって音楽で有名なんじゃないの? 楽器屋さんとかありそうだよね。だってブレーメンの音楽隊だもんね」
となんの根拠も無い会話をしながら、どこにも楽器屋さんを見つけられず空港に着く。

「eチケットを印刷し忘れたけどなんとなかなるだろ」と格安航空ライアンエアーのカウンターへ。

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飛行機のチェックインカウンターでくるくるブルー君のパソコンの画面上にダウンロードした「eチケット」の画面を直接見せる。

「プリントアウトしたものでないと、受け付けません。もしくはチケット印刷代としてひとり40ユーロいただきます。」
「よよよよんじゅーよーろー!?(4800円ぐらい)」

交渉したけどまったくラチがあかないので、プリントアウトできそうな場所を聞いて、探しに出る。
しかしネットカフェもプリントできそうな場所もすべて閉まっている。
近くのホテルのロビーに駆け込み、つたない英語でプリントアウトをお願いするが、なぜかプリンターが反応しない…。

カンカンカーんっ! 終了ー!!!

そもそも、チケット印刷していったほうが良いんじゃないのーという話はあった。
しかし、
「予約番号さえ分かればいーんじゃない?」
「パスポートがあればぼんじょびダイジョビだよ!」

そうだろう だろう運転 危険だろう と突っ込みたくなりつつ、別に人が死ぬわけじゃないし、ここは信ずるものは救われる、だろう!
ところがどっこい、そうは問屋がらいあんエアー!
追加料金はけっきょく240ユーロ(約3万円)!
 
若い時の苦労は買ってでもしろ!と言うけれど、これで少しは僕らも若返ったかな。

手荷物用に、なんて言う名前か知らないけど「荷物10キロまでで、ここに入らないとダメですよボックス」みたいなのがあるので、そこに試しに入れてみる。
は、はいらん…。 入らんよ。 しかも10キロ超えてる…。

しょうがないので、ズボン二重履き、衣装の皮ベストを着込み、長袖はもちろん二枚重ねして、リュックの重さと厚さを減らす事に。 またこれか…。

じんせい・いろいろ♪ 飛行機・いろいろ♪ 
今回の旅で、ルフトハンザとライアンエアーはお勉強させて頂きました。

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K-イスケとくるくるシルクの旅はまだ始まったばかり。

リトアニアに向けレッツゴー!


| サーカスの世界 | 01:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅の掟!にっ!

くるくるシルク+k-イスケのヨーロッパツアー

だんけ、びって、ばうむくーへん、あるづはいまー… ドイツ語はばっちりです。

そして最初の公演地ドイツのハノーファーへ。

仕込み中の、くるくるレッドです。
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今年25周年を迎える老舗の野外パフォーマンスのフェスティバル「クライネス・フェスティバル」の、なぜか最終日に出演です。

ディレクターが今年たまたま僕らがヨーロッパに来る事を知ったのと、最終日にひとつパフォーマンスグループが出演できなくなったので、お声がかかりました。

去年はくるくるはこのフェスティバルに3週間参加しているので、ハノーファーはじめての僕にとっては、彼らはいわばハノーファーのガイドにあたります。僕ひとりに対して三人のガイド。しっかりしつけて頂きましょう。

終始、そのガイド達の口から、梅干しが飛び出しそうなぐらいすっぱく言われた事は「ホテルの朝食はしっかり食べましょう」
という事でした。

確かに夜は終わるのが遅く、レストランはすべて閉まるので、ご飯は食べられません。

じゃあ、昼は…。

この質問に、いつも三人は「大丈夫マイフレンド。たらふくだよ!」

……さて、たらふくとは何の事でしょう。

ここのホテルの朝食に行ってすべてを理解しました。



<朝食会場>
朝食バイキングは珍しくありませんが、行ってみてビックリ、その品数の多さに圧倒。
魚、肉、野菜、おまけに機械を使って自分でワッフルまで焼けます。

朝から相撲でも取っていればこのぐらい朝飯前ですが、時差ぼけの胃を抱えて、こんなにごっつあんにはなれねっす…、というぐらいあります。

いろいろ味見したいので、ゆっくり味わって食べていると1時間なんてあっという間に過ぎます。

気がついたら、ハラだけは相撲取りです。 ギャグがしつこくなるぐらいフルコースです。

食べたあとはもちろん動けません…。 気がついたら一時間半ぐらい過ぎてます。

写真をとる気にもなれません。 なのでありません。

おまけに食べきれないのにサンドイッチまでこしらえて「あー、捨てるのもったいない」と言って夜食として持ち帰ります。 よく見ると周りのアーティストもみんな同じ事やっています。

これも三人の素敵なガイドのご指導のおかげです。

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ホテルの前の建物のカベに描かれているこの絵は、この街で作られる有名なビスケットのマークのようです。
 
これをみると、朝食を腹一杯食べて、おまけにサンドイッチまで作ってしまう、僕らの姿とどうしてもダブってしまいます。


<フェスティバル本番>
僕らの本番はばっちりでした。 とにかくばっちり以外は考えられません。

ばっちりパフォーマンスが終わり、ばっちりハラもこなれ、ばっちり最終日なので、ディレクターのご挨拶とフィナーレの特別パフォーマンスと花火を堪能。

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打ち上げパーティーではシャンパンも頂きました。 




<ロンカリサーカス>
お休みを利用してみんなで、ドイツが誇るロンカリサーカスを観に行ってきました。

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古き良き伝統サーカスの姿を留めていて、素晴らしかったです。 
サーカス学校のサーカス史の授業でも出て来たほど、その世界では知られたサーカスです(70年頃に結成されているからじつはそんなに古くない)。
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ドイツの観客の受けもよく、このお客あってこそのサーカス、と妙に納得。
正統派のサーカスを見る機会は、ヨーロッパでもだんだん無くなってきているので、おじさん4人で妙に興奮してしまいました。
ロンカリしぇんぱい、勉強させて頂きました! 


次はリトアニアのクライペダで公演です。 











| サーカスの世界 | 12:28 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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旅の掟!いち!

くるくるシルク+k-イスケでヨーロッパツアーへ。

今回はハイシーズンだったので、どこも飛行機チケットが高い!
成田について、さっそくドイツまで直行で一番安かった、ルフトハンザのチェックインカウンターへ。

「荷物が重量オーバーです…」

がーん!!!

いつもクルクルは荷物が重いので、みんなで話し合って荷物を減らしたつもりが重量オーバー。

一応23~24kgぐらいにすれば、国際線はJAL、ANA、エアーフランスなら通してくれるのに、ルフトハンザでは
「20kgまでです。それ以上の場合は超過料金を頂きます」と宣告される。

あげくの果てに手荷物の重さ(10kgまでだって)も調べられ、みんな12、3キロあって、こりゃどう考えても無理ですよ、おでーかんさま!

作戦た~いむっ! 野郎ども引き揚げるぜー、ひひーん。

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やっぱり荷物を最初から減らせとけば良かったのに!
いやいやルフトハンザは厳しすぎるんだ!
このままくるくる成田解散か…

緊急くるくる荷物成田争議をはじめたいと思います。


なにを置いていけるか、捨てられるものはあるか、パンツの中にパソコン入れて通過するか
嘘かまことか、なんとかまとめる。

すると係に、今ルフトハンザでマイレージをつくれば、ひとり2キロプレゼントします、と言われ全員即加入。
(なるほどそういう営業作戦か…、おかげでパンツにパソコン隠さなくて済んだ。)

結局、舞台道具一組と泣く泣くお別れ、クロネコさんに日本の住所に送り届けてもらう事に。 
ちゃんとスチュワーデスさんも宅急便カウンターまできて、ぼくらがちゃんと荷物を送るか確認…。


やれやれ、荷物も通って、やっと出国審査を終えたくるくるイエローとレッドです。
眠気と疲労の笑顔60パーセントでパチり…。残りの笑顔40パーセントはルフトハンザのカウンターに置いてきたようです。
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かわいい子には旅をさせろ
かわいくないオヤジにも旅をさせろ

僕たち次はもう少し可愛くするから、おねーサマ、やさしく荷物チェックしてください。


これから3週間、脂のたぎった旅のはじまりでーい!






| サーカスの世界 | 11:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ポールバカの夢

久しぶりにヤンから連絡があった。                                                                   
ヤンとはサーカス学校で同級生だった。彼はカンヌの近くグラース出身で、近所のサーカス学校でこの道に目覚めた。                               
学校にいた頃、学生課の前に張られるパフォーマー募集の広告を見つけては、一緒に簡単なショーを創ったり、学内でちょっとした研究発表をした仲だ。ウチの目の前のアパートに住んでいて、いろんな酒も飲ませてくれた。夏場には欠かせないマルセイユのお酒パスティスとオリーブをつまみながら、練習後にお互いの夢を語ったのも懐かしい。                                               
専門はチャイニーズポール。簡単に言ってしまうと、4メートル程度の鉄のポールに絡まりながらアクロバットをするサーカスのテクニック。                     
練習はいたって簡単。                                   
ポールに登り、しがみついてポーズを決め、疲れたら降りる…。                                                  
毎日そんな風にヤンは登って、しがみついて、ポーズ                        
登ってしがみついて、ポーズ                         
登ってしがみついてポーズ                          
ノボッテシガミツイテポーズ                         
ノボッテシガミツイテ宙ガエリ                        
ノボッテシガミツイテ…                                        それを二年半のあいだずっと繰り返していた。                                                              
そのヤンが出ているZanzibarの最新作Cirque en cavaleをパリ郊外アントニーに観にいった。                                                            シルクZanzibarのリハーサル風景                               
thumb_1193955436.jpg                                                                             
空中ブランコ、ジャグラー、逆立ち、アクロバット、ブレイクダンス、ハンドバランスなどのナンバーのレヴェルも素晴らしく、番組の間ごとにクラウンが出てきたり、他のアーティスト達の寸劇もあり、テンポよく進んでゆく。
伝統サーカスの見せ方そのままなのだけれど、アーティストそれぞれの演技に無理がなく、クラウンのナンバーではハラを抱えて笑わせてもらった。                                                                          
ヤンの出番がやってきた。                                       しょっぱなから、チャイニーズポールの上でサルト(宙返り)…。
ポールに登ってしがみついた状態から前方宙返りをして、空中でもう一度ポールをつかむ難易度の高い技。                                                      学校に居た時はこの技がまだ安定していなくて、よくポールを掴みそこね、下の練習用マットにズボッと落下していたのを覚えている。                                 
この技、着地に失敗すると捻挫したりひどい時は骨折する。
本番はみんなマットなんか置いてないし、怪我したアーティストを見た事あるから、こっちもドキドキだ。                                                      その技を、ヤンは本番しょっぱなで毎回やっている。                        
それをあっという間に決めて、その後も学校の練習ではやっていなかった技を次々に見せる。
そして最後はポールに登った状態で、落下する帽子に追い付いてつかまえる一瞬の技。            僕は気がついたら、特別ボーナス付き百二十点満点拍手をヤンに捧げていた。                                                    
彼は、決して器用なテクニシャンタイプでもなければ、華麗なスタイルをもっているわけでもない。努力の人ではあるけれど、それだけでもない。じゃあなんだ…? 
言ってしまえばチャイニーズポールバカ。                                    
バカはバカなりに、失業していた数年間も、いつでも練習できて生活費もあまりかからない、リヨンの近くのサーカスの敷地でキャラバン生活をして毎日ポールに登っていたらしい。
逆に言うとそれしかしていなかった。
今ではそのサーカスの舞台に立っている。
本番があっても、今でも午前中は毎日ポールに登っている。                                                
そんなポールバカには、人も寄ってくる。                       
ヤンの行く先々についてきて、キャラバンに暮らしながらチャイニーズポールをヤンに教わっている若者、キャラバンで紹介されたヤンの奥さんで小学校の先生をやっているソフィー、そして彼女が身ごもっているヤンとの子供。                                      
今ヤンと酒飲んでも、昔のように夢は語らない。                                                                
そもそもヤンの夢は何だったっけ?                                                                                 
まずは”登ってしがみついてポーズ”を続ける、早い話しがチャイニーズポールを続けることだろ。

そして家族をつくることが彼の夢だったような…。
                                                                                                                                       

| サーカスの世界 | 07:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サーカスは空の色

                    
           



                         ☆ようこそ☆
                 



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                                                                                               ☆そらのいろしたサーカステント☆           




                                                
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       ☆ごしゅごしゅ、 ごしゅごしゅ、 パトリックはサーカステントのアカおとし☆





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                     ☆きょうはサーカスはおやすみ☆


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                      ☆そらのいろしたサーカス☆                                                   thumb_1186039135.jpg





                         







        







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